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2017年09月10日

〜見ないで掛ける、 ブラインドフッキング〜 その2

ブラインドフッキングをするときは、活性が低いときです。
そのため、ガツンというアタリは出ません。
追っかけてきて、最後にハムッと少しだけバイトすることもかなりあります。
これを手の感触だけでアワセるのが醍醐味です。

次の動画は、ピックアップぎりぎりでアタリを感じ、ヒットしたものです。
ロッドを右に倒したところで、アタリが伝わります。


ピックアップぎりぎりのアタリはよくあります。
この動画もその一つです。
魚は小さいですが、ブラインドフッキングの感じが良くわかると思います。
(水しぶきで見にくいですがご容赦ください)


次は、フィーディングレーンが短いときです。
シェイクさせながらカーブフォール気味に時間を稼いでいき、肩ぎりぎりでピックアップしようとしたところでアタリが伝わりました。


ブラインドフッキングにはロッドのアクションが重要です。
渓流ルアーなので、投げたり操作したりするにはファーストアクションがいいのですが、柔らかさとしてはL(ライト)とUL(ウルトラライト)の間くらいがいいです。固いと弾くし、柔らかすぎても瞬間的なフッキングができないためです。
ある程度の乗りの良さが必要です。
私はいろいろと試しましたが、結果としてシマノ・カーディフNXを使っています。
ソフチューブトップというトップが、なんとなくいい感じです。
〜見ないで掛ける、 ブラインドフッキング〜 その2

ルアーは軽めのスピナーかスプーンがいいです。
私は通常はARスピナー、渇水気味で白泡の下を狙うときはコータック山女(3g)やヘブン(3g)を使っています。
〜見ないで掛ける、 ブラインドフッキング〜 その2

フックはシングルフックに交換、「返し」をつぶして、バーブレスにしています。
トリプルフックは、場合によると魚の上あご、下あご両方にかかることもあります。
小さめの魚だとあごが完全に破壊され、リリースしても死んでしまいます。
また、口だけでなく目にかかることが多いのもトリプルフックの特徴です。
たとえ「返し」をつぶしてバーブレスにしたとしても、トリプルフックは止めるべきというのが私の持論です。

いろいろと書いてきましたが、ブラインドフッキングは老眼が始まり視力が弱まってきた私が、やむなく編み出した技でもあります。
見ないことに特化したため、逆に、投げるポジションを選ばない、低い姿勢のまま釣りができるなどのメリットも生まれました。
小さい魚も釣れるので、渇水期なのに30尾近い釣果となることもあります。
ぜひシングルフックのバーブレスで、魚に優しい釣りをしていただきたいと思います。
〜見ないで掛ける、 ブラインドフッキング〜 その2
▲アタリが明確なヤマメよりも、かすかなバイトのイワナの方がブラインドフッキングは楽しいです(^^♪






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