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2019年02月17日

手持ちロッドの使い分け 〜シルバークリーク & カーディフ〜

私の持っているロッドの特性と、それに応じた使い分けについてです。
購入を考えている方など、参考になれば幸いです。
(単なる素人の個人的な感想です^^) 。ご了解の上、お読みください)

小・中渓流へ行く際は、2つのロッドを使い分けています。
小さい渓流のルアー釣りというと、「1本で十分さ」という方もいられるかもしれません。
逆に、源流域から里川支流など、細かく数本のロッドを使う方もいるかもしれませんね。
私は2本のロッドを使い分けるスタイルに落ち着いています。

ちなみに私のロッドに対する感覚は、どちらかというと「愛竿」というよりは「道具」といったところ。
「世界に一つ、俺だけの…」という所有欲を満たす必要はまったくなく、壊れたり無くしたりしたときに迅速に対応できることが最優先です。
ということで、破損・紛失に対応しやすい、大手メーカー、ダイワとシマノの2本。

【ダイワ シルバークリーク AGS 48UL】
(メーカーHPより)
小渓流・源流の、極めて狭い空間でのキャスト性能・操作性向上に特化したショートレングスモデル。
繊細でありながら適度な張りを持たせた筋肉質SVFブランクスは、5g台のヘビーシンキングミノーまで対応可能。
軽量AGSガイドは、ネジレを抑えたX45構造との相乗効果で、いかなるアングルからのコンパクトスイングでもティップのブレを抑え、アングラーのイメージ通りのアキュラシーキャストを可能にする。
4.8ftというレングスとややショートに設定されたグリップ設定は、取り回しの向上に加え、ピンスポットに打ち込んだ小型ルアーを、あたかも指先で操作するかのように、ダイレクトにアクションさせることも実現した。

【シマノ カーディフNX S47UL】
(メーカーHPより)
渓流ショートバーサタイルモデルとして開発したモデル。
「ソフチューブトップ」を採用したしなやかなティップと張りのあるベリーを組み合わせることで、軽量ミノーやヘビーシンキングミノー等の幅広いルアーに適応。
さらにこのしなやかなティップにより、バイトを弾きにくくなっている。
もちろん、「ハイパワーX」を全身に採用することでブレの少ない精度の高いキャストが可能。
ショートレングスなので小技を効かしたテクニカルなキャストも可能です。

手持ちロッドの使い分け 〜シルバークリーク & カーディフ〜
▲左がシルバークリーク、右がカーディフNX

私の使い分けの主なポイントは、①ルアーウエイト、②魚の活性、の2つです。
どちらかといえば、②を判断基準とすることが多いです。

①のルアーウエイトは、3〜4g帯を基準として、それより軽いルアーが多ければカーディフ、重いルアーが多ければシルバーCを使います。
小型のスピナーやスプーン、フローティングミノーなどはカーディフの方がいいですね。
ヘビーシンキングミノーや重めのスプーンなんかはシルバーCが合ってるかなと。
ちなみに適合ルアーは、シルバーCは1.5〜7g、カーディフは1〜7gとなっています。

②の魚の活性は、活性が低ければカーディフ、高ければシルバーCを使います。
メーカーの解説にある通り、カーディフはティップがしなやかで、細かいバイトでもしっかり乗ります。
これは本当に素晴らしく、何度助けられたことか…。
渇水気味の時や、早期あるいは晩秋の低活性時など、登場する機会は多いです。
小さなバイトを拾っていく、デリケートな釣りに向いています。

一方、シルバーCは、全体的にバシッとしたパワフルなブランクスなので、細かいバイトを拾いきれないときがないわけでもないと感じます。
その分、ルアーアクションはしっかり出すことができて、特に、遠くにミノーがあるときでもアクションが伝わり、切れのある動きを演出できます。
そして、ルアーが遠くにあっても瞬時に掛けることができます。

「掛け」のシルバーC、「乗せ」のカーディフ、といったところでしょうか。

キャスティングは、好みの問題があると思いますが、シルバーCの方がパワーがあるので、ロッドのわずかな動きをルアーに伝えやすいですね。
つまり、ロッドを大きく動かさなくても飛距離が出しやすい。
フリップキャストなんかはこちらの方が断然やりやすいと思います。
ただ、ブランクスが強いので、軽いルアーを引っ張ってしまうことがあります(慣れれば大丈夫ですが)。

カーディフは柔らかいので、いったん、ルアーが乗ってから発射されるような感覚があります。
ですので、軽いルアーにもエネルギーを伝えやすいです。
小型のスピナーやフローティングミノーなどでもピンスポットに細かく打ち分けやすいと思います。

ちなみに自重は、シルバークリークは78g、カーディフは75g。

というのが、大まかな使い分けなんですが、魚の状態というのは川に入って、釣り始めてからでないと分からない。
持って行ったロッドが思惑から外れることはしばしばですね。
でもそこはさすが、どちらも名竿。
しっかり対応してくれます。

特性はまさにメーカーの解説通りなんですが、使い込むほどその意味が分かってきます。
状況が合ったときは、その性能を存分に発揮してくれて、最高の釣りが楽しめます。

以上が私の使い分けです。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。







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この記事へのコメント
なんてタイムリーなんでしょう
本日、新潟フィッシングショーに行って、スピニングロッドを振りまくって来ました
唯一振れなかったのがパームスエゲリアのフルグラスロッド、ベイトロッドで投げにくいルアーを投げるために購入を検討しています
ライトゲームでは掛けに行くロッドが好きなんですが、渓流では掛けてからバラしにくい粘る竿が気になってます
この辺は好みが分かれるところだと思いますが
、購入の際に参考にさせていただきますね
Posted by おとと at 2019年02月17日 20:06
おととさん、お久しぶりです。
私も土曜日にフィッシングショー、行ってきました。なかなか盛況でしたね。
購入ロッドの検討中ですか。楽しい時間ですね。
今回は素人の感想ですが、正直に書かせていただきました。あまり参考にならないと思いますが、何かの足しになれば幸いです。
Posted by fu10gentaigafu10gentaiga at 2019年02月18日 04:08
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